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台風被害を乗り越え、自慢のイチジクを一年中収穫できる技術を確立したい
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はじめまして!藤井農園代表の藤井貫司と申します。
- 私の農園である藤井農園は、メインの作物はイチジク、他にはトマト、なにわ伝統のウスイエンドウなどを生産しています。
「農作物を一番美味しい状態で食べてもらいたい」。そんな想いから、自宅直売所やネット通販など、直接お客様に届けられる方法でこの多くを販売しています。 -
- 私たちの農園がある大阪府羽曳野市ではイチジクは特産品で、「羽曳野イチジク」として知られています。市内のイチジク農家は50軒ほどありますが、藤井農園は大阪で唯一イチジクをハウスでの加温栽培で生産しているため5月からイチジクを出荷しているのが大きな特徴です。
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イチジクを一年中収穫できるようにするプロジェクト
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- このプロジェクトは、イチジクを養液栽培により周年栽培にして、一年中収穫できる状態を目指すプロジェクトです。
私の実家はもともとイチジク農家で、50年以上前から栽培していました。完熟したイチジクは、上品な甘さとみずみずしさで目の醒めるようなおいしさです。幼いころから慣れ親しんだこのイチジク本来のおいしさをもっと多くの方に知ってもらいたいと考えこのプロジェクトを始めました。 - 周年栽培が可能になれば、さらにイチジクを食べていただける機会が増えるのではないかと考えています。また、私たちの活動がきっかけでイチジクを栽培する農家が増えることや地域の活性化に貢献できたらという想いもあります。
イチジクはもともと収益性の高い果物ですが、規模の拡大が難しくメインで作っているところは少ないのが現状です。その原因となっているのが収穫時期の8月~9月に労力が集中してしまうこと。限られた人数で栽培できる面積に限界があり、拡大が難しいのです。 -
- しかし、周年栽培の技術が確立されれば、
→周年栽培により冬季の出荷が可能となり、収穫量が1.5倍になる
→仕事量は1年間で分散されるので、少ない人数でも栽培・収穫できる
→これまで収穫がなかった時期に仕事があるので、常時雇用をしやすくなり経営が安定する
といった変化が生まれ、イチジク栽培のハードルが下がっていくはずです。 -
台風21号の被害とクラウドファンディングを行うわけ
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- 2018年9月4日に非常に強い勢力で日本に上陸した台風21号により、特に近畿地方には大きな被害が出ました。私たちの農園も例外ではなく、ビニールハウスが損壊するなどの被害を受けましたが、ボランティアの方々とも力を合わせハウスを撤去したり修理したりしてきました。私たちと同じように多くの農家が被害を受けているなか、復興するだけでなくこのピンチをチャンスととらえて新たなことに挑戦することで、大阪農業を盛り上げたいとクラウドファンディングに挑戦することにしました。
今、農園は台風の被害からようやく以前の状態まで戻しつつある状態です。ここまでボランティアの方々と自分たちで頑張ってこぎつけたので、もう一歩を踏み出せるよう、背中を押していただきたいと思っています。 -
イチジクの冬季出荷を新技術により可能にする
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- イチジクの収穫時期は、通常露地栽培では8月~10月、ハウス栽培を組み合わせるとで4月~7月も収穫できますが、冬季の出荷は全国的にみてもほとんどありません。このプロジェクトで集まった資金で新技術を確立すれば、年間を通してイチジクを出荷することができます。
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箱いっぱいのイチジクを楽しんで
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- このプロジェクトを支援してくださった方のために、さまざまなリターンを用意いたしましたが、一番のおすすめはやはりイチジクの箱詰め(大)です。箱いっぱいにつまった藤井農園自慢の完熟イチジク。他では味わえない上品な甘さと瑞々しさを堪能していただけます。
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新たなことにさらにチャレンジしていきたい
- 台風21号は大阪農業に大きな打撃を与え、私たちの農園も私自身も大きなダメージを受けました。しかし、この災害が復活だけでなく新たなことに挑戦する後押しにもなりました。災害に負けるのではなく、より大きくなって誰もやっていないような面白いことをやりたいと思っています。もしも共感していただけた方がいたら、ぜひプロジェクトを支援してくださったら嬉しいです。
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