「ボランティア」と「アルバイト」をつなげた言葉「ボラバイト」
- ▲ボラバイトの様子
みなさんは、「ボラバイト」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?ご想像のとおり、「ボランティア」と「アルバイト」を組み合わせた言葉です。
アルバイトよりも、もっと自発的に、ボランティアよりも、お金が発生するという責任をもって取り組めるこの働き方は、短い期間でいろいろな仕事を体験、学ぶことができる上に、人手を必要としている地域の方々の力となり、交流を深めることができるという魅力を持っています。
・やったことのない仕事を体験してみたい
・大自然の中でのびのび仕事がしたい
・地元の人との交流を楽しみたい
・観光だけでは分からない地域の魅力にふれてみたい
ボラバイトは、こんな気持ちを持っている人にぴったりの農業を中心に新しい働き方をかなえるサービスです。
ボラバイトでできること
- ▲鹿児島県のボラバイト受け入れ先での栽培風景
- ボラバイトでできることを、もう少し詳しくお話ししましょう。
①即日~1か月前後までの就農体験が可能
- 農業を始めてみたいけれど、会社に勤めていたり時間に制限がある方でも大丈夫。ボラバイトにはさまざまな条件の募集があります。
②生産農家さんとの深いつながり
- 働き先の農家さんとボラバイトとして参加される方は生産農家さんにとってお客様ではなく、お手伝いをしてくれる「仲間」。
生産農家さんや一緒にボラバイトをする仲間とは一時のつながりだけではなく、
中長期的な関係をつくることもできます。
③知らなかった地域の魅力に触れられる
- ボラバイトは好きな場所・カテゴリ・期間から働き先を選べるので、全国各地の「行ってみたい場所」で、「やってみたい仕事」をするチャンス!
仕事を通じて地元の人と深く交流ができるので、観光だけではわからない地域の魅力に触れることができます。
ボラバイトの始まり
- ボラバイトは、1999年に始まりました。「最近の若い人が元気がない」「若い人を元気にしよう」という目標を掲げ、なにかできることはないかと考え たどり着いたのが農業や畜産の生産者のもとで一緒に働くということでした。畑や牧場でめいっぱい働いて、一緒にご飯を食べる。そのプロセスを通して心身ともに若者を元気にしようという想いで始まったボラバイトには、今でも農家を中心にして、さまざまなボラバイトの求人が紹介されています。
9割が初心者。気持ちがあれば大丈夫。
- ▲初心者は収穫などを担当することが多いので、初めての方でも安心です。
- 農作業と聞くと、自分にできるのかどうか迷う気持ちがある方もいるかもしれません。でも大丈夫、ボラバイトに参加される方の9割が初心者なのです。体力と役に立ちたいという熱い気持ちがあれば誰でもボラバイトをすることができます。
この背景には、ボラバイトを受け入れてくださる農家さんなどの理解があります。これまでも、ボラバイトをきっかけに就農する方や、受け入れ先に就職するなどのケースがあり、ボラバイトをやろうという人を育てるような気持で受け入れてくださっているのです。
ボラバイトに行った方には、感想をいただくこともあります。そこには、「人生観が変わった」「出会った方たちのやさしさと温かさに触れた」「東京で電車に乗っているだけではできない体験ができた」などさまざまな声があがっています。そこに共通しているのは、受け入れ先での出会いや、都市部ではできない体験からなにかを考えるきっかけになったという人生観の変化。今の働き方を考え直してみたい人、リフレッシュしてみたい人、農業に興味がある人に一度は行ってみるのをおすすめします。
ボラバイトについてもっと知りたくなったら
- ▲群馬県のボラバイト受け入れ先での酪農の様子
- ボラバイトについて、少し興味をもっていただけたでしょうか?
このプロジェクトでお知らせしたい「ボラバイトcafe」 では、ボラバイトや応募手順についてのご説明のほか、経験者の方や受け入れ先の方のお話を聞いたり、相談することができます。
もちろん「ボラバイトcafe」に来なくても、そのまま応募はできますが、「ボラバイトについてさらに知りたい、興味がある」といった方はぜひ一度、「ボラバイトcafe」に足を運んでいただけると嬉しいです。
日時:2018/7/19(木)13:00~15:00
2018/8/16(木)13:00~15:00
会場:株式会社サンカネットワーク(京王線・京王井の頭線「明大前駅」徒歩2分)